琥珀色の王太子様に愛されすぎて困ってます!
・・・じゃなくて!!!
この状況は、ひじょーーーーーにマズいんじゃないですか!?


覆いかぶさるようにして私の身体をホールドしてるし、身体を退かそうにも手首を掴まれて身動きも取れない。


そしてその熱を帯びてうるんだ瞳!!
いつものリューイ様じゃない!!


この目の前の男の人は誰!?
そんな情熱的な琥珀色の瞳で私を見ないで!!



「フィオナ・・・」

小さく私の名前を呼ぶとリューイ様の顔がどんどんと近付き、私の唇に温かいものが触れてきました。




「!!」


いきなりの事で声を出す事も出来ません。

やがて、触れているだけのものが、私の口を開けて深くへと入り込んできます。


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