帰り道




あたしは照れてるハルの頭を撫でて少し笑った



「子供扱いすんなよー」



「してないよー」



「した!!」



「してないって」



「したから罰として
一緒帰ろうな?」



「え!!?」



「駐輪場に集合な?」



「ちょっと!!」



「また放課後っ★」



バタン


ドアが閉まる音と共にハルの姿が消える



一緒に帰る…って嬉しすぎるよ



そんなん期待しちゃうよ?



ハルの馬鹿
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