闘争少女【後編】完




『……っ!!?』



イスズはマルボロの声によって
それに気づき、目を見開いた………




「っ……く;
こいつがどうなってもいいの?

キミの言ってた理由もなしに
人を傷つけるなんて生きてる資格もない

だったら……
その人間、1人も助けられない奴は
生きてる資格なんてないよね?」



『お前っ…(睨)』


「キミが人質なってくれるなら
こいつら全員、解放してやってもいい」


「そんな条件のめるわけねーだろ!
何考えてんだ、てめーは!!!(怒)」




話に割って入るマルボロ

イスズはどうするべきか
最善の方法を考え頭をフル回転させてゆく




「別に殺したいわけじゃないよ
ただ、相当にキミはこの学校に踏み入れ
すぎた……だからその罰だ。」


『わかった。』


「おい、お前何いって……っ」


『その前にアカツキ達の解放が先だ
こっからは私とお前の2人だけ……

マルボロ、アカツキ達を頼む
私のことは気にするな何も考えなくていい』






そう言ってイスズはルスの方に
自ら人質になるよう、足を進ませた……
< 230 / 315 >

この作品をシェア

pagetop