超能力者も恋をする

(ど、どうしよう!?)

この状況だと誤魔化す事は出来そうにない。
でも、超能力の事は話せないし、話したくない。

(話したらまた嫌われてしまうかも…。)
すみれの頭に昔の記憶が過ぎって、拳にぎゅっと力が入る。
何も言えなくなって俯いてしまう。
「……。」

沈黙が流れる。

加藤先輩は乗り出した体を元に戻して、眉を下げてすまなそうな顔をして言った。

「ごめん、次々に嫌な事聞いちゃったな。言いたくないなら無理に言わなくていいから。
よし、皿洗って来るかな!プリンゆっくり食べろよ〜。」

そう最後は明るく言って先輩はお皿を片付け始めた。
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