メシトモ!
 涼太は、お茶を一気に飲み干した。そして話を続けた。

「俺、佐々木さんは信用に値する人だと思う。長々と意味不明なことを話したけど、結論はこれだから」

「わかった」

 そのまま夕飯を食べ終え、一緒に後片付けをした。お互いずっと無言だった。

 ベッドに横になって、涼太が言っていたことを反芻した。

 簡単に言えば、私は佐々木さんの気持ちを気にすることなく好きなままでいればいい。そして佐々木さんを信じて待てばいいと言うことになる。

 でも、佐々木さんは好きな人ができたんだよね。当たって砕けてすっきりすればいいってことなのかな。涼太ばっかりずるいよ。佐々木さんの考え全部知っていて。私はわからないことだらけなのに。それでも信じろってことなんだ。

 佐々木さんがすごく真面目で裏表のないタイプなのはわかっているつもりだけど。

 大事なお友だちを信じた先に、なにがあるんですか。なにもかも知っている佐々木さん教えてください。

 そんなことを考えているうちに眠ってしまった。
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