あなたに包まれて~私を分かってくれる人~
篤弘は潔くそう言って、みんなに頭を下げた。

「萌香、郁也さんは凄いね。いろんなつてからみんなの連絡先を調べて、一人一人に直接連絡を取ってくれたんだよ。私は少しそのお手伝いをしただけ。」

その有美の言葉に、男3人はうなずく。

「びっくりしたよ。うちの会社の専務から電話がかかって来たんだぜ。」

直孝が苦笑いをする。

「俺はさ、取引会社の専務からだぜ。」

雄二は目を見開きながら言った。

「まさか、あの後であの人から電話がかかって来るとは思わなかったから、何を言われるんだろうって、俺はビビッたよ。」

篤弘は必死な顔をしている。

「でもそのおかげで、またこうしてみんなで会えたな。」

雄二は本当に嬉しそう。

郁也は実はすごい人かもしれない。

当事者だけだったら、こんな機会を持つことが出来ただろうか。

「愛されてるな、萌香。」

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