忘れもの。


「まじで綺麗だな、星空」


ゴロンっと、寝転がる私の横に寝転がる。



『は!?何でわざわざ私の隣に寝転がんの!?』


「え、何?いけない?」


『いけないっていうか…』



目の前には綺麗な星空。
すぐ隣には好きな人。



トクン…
トクン…



いけないっていうか、私の心臓の音がそちらに聞こえそうなんですけど!!



『ま、マヒル彼女いんじゃん!あんま女子と二人きりになんない方が良いんじゃないの?』


「え?」


『てか皆花火してるし…そっち行って花火してなよ…』






……



また沈黙。





「危ないからぁー!」

「こっちも一本ちょうだーい!」



皆の声がうっすらと聞こえてくる。


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