冬の約束
<<真夜side>>

あの子はあきらめた様に、隣の部屋に行った。
その仕草も可愛く見えてくる。
やはり、あの方の子供だ。

それにしても、理事長室の端っこでめそめそしてて、うざい。
しゃーなしで、慰めるか。

「ねぇ~。理事長様~。そんな所に、隠れてないで出てきたら~??」

「グスッ....だ、だって..全寮制だから、もう全然..グスッ....会えないんだもん...グスッ。」

「あんたの口調~、変わってるわよ~??それに変わらないわね~、今も昔も~。」

寂しがりな所も....

「真夜の口調は、ぶれないわね......今も昔も。」

「っていうか~、年末とか夏休みは帰れるんだから~、良いじゃない~??」

「けど....グスッ..」




ガタッ!!ゴトゴトゴトッ!!

「キャーッ.....」



「え。今の物音と悲鳴、何.....」

「真夜。あなたも口調、変わったわよ(笑)」

え。だって、今のちょっとヤバくない!?


ガチャ


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