天敵なキミに恋をした




「とりあえず、嫌だね。俺が行くか行かないかは俺が決める。」




「そんなこと言わないでお願いだよ!」




詰め寄ると相沢くんは意地悪な笑みをした。



「じゃあおまえが俺にキスしてくれたらいってもいいよ?」




その言葉に硬直する私。




「なっ、何言って…!」




顔に熱が集まる。





「ほら、早くしろよ。」




ニヤニヤとしながら言う相沢くん。




< 14 / 320 >

この作品をシェア

pagetop