天敵なキミに恋をした




だけど今井くんは特に気にした様子なく、私の腕を掴んだ。




「神崎さん、俺でよければ話聞くよ。屋上、いこうか。」




「ありがと……」




私がそう言うとりりちゃんは慌てたように私を引き止める。




だけどそんなりりちゃんを無視するように今井くんは私の腕を掴んで歩いたのだった。





しばらく歩くと屋上に着いた。



今日あったことを全て今井くんに話す。





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