今日も上からものを言う。
優ちゃんが生徒会に入ったら、きっともっと楽しい学校生活になるよ!
おもしろい案とかたくさん出しそうだし。
「良いと思うよ!
私、推薦者になってあげる!」
「いや、それは龍に頼んだ。
美桜は推薦文書けないでしょ」
キッパリ断られて、軽くショックを受ける。
確かに書けないけどさぁ。
「ちょっと待って。
龍くんも頭悪いよ?」
「知ってる。
だからあたしが書いて龍に読んでもらうの」
「それだったら私でもよくない?」
もっと私を頼ってくれてもいいのに。