狐と嫁と溺愛と
すでに3人に告られてる秋銀ちゃん。



志鬼くんと金次くんの仲を悶々しながら見守るギャラリーで溢れかえってる。



あたしを外に出したくない大河さんから、そんな命令が下ってるとは…。



「ふたりは何するの?」

「金はたこ焼き焼くの。銀は売るよ」

「あたしは⁉︎」

「「…………雑用?」」



ふたりにそう言われ、がっかり。



楽しめないじゃん‼︎



「バカな天狗に攫われたお姫様は黙って裏に隠れてろってことでしょ」



口を挟んできた龍之介くんにイラッ。



あんたのどうしようもない兄に会ったよ。



「龍はみんな性悪」

「そうか、そうかもな…」

「竜美さんも性格悪かった」

「兄貴は自分がいちばんカワイイから。まぁ、俺もか」

「龍之介くんはそういう人じゃないと思いたいのに」

「狐やめて俺のとこに来ない?そしたら俺が無条件で当主になれるから」

「好きでもないくせにそういうこと言わないで」



竜美さんにそっくり。


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