陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。



次の日、朝は隼人が私達を起こしにきた。


「翼ちゃん、聡!起きて、朝だよおはよー!



元気いっぱいの隼人は私達を起こしに来た。


「隼人、おはよ!」


「早起きだな隼人!おはよ!」


私達は隼人に起こされて起きた。
それから着替えて朝食を食べたりした。
隼人は待ちきれなかったみたいだけど、10時になって家を出た。


三人で初詣に行くのは初めてだし、隼人は嬉しいのかはしゃいでいた。


私も悪阻も今はないし、もうすぐ安定期だからちょっとした運動になる。
お腹はまだ目立ってはいないけど、今から少しずつ大きくなって胎動を感じたりすると思うと幸せな気分になる。


私達は歩いて神社に着いて、お参りをした。
勿論、元気な赤ちゃんが生まれてきますようにってお願いした。


お参りした後はおみくじをして、帰ることにした。


三人で神社を出て、実家に戻る途中、前から見覚えのある人が何やら言い合いをしてこっちに歩いてきていた。


そして隼人がその人物に気がつくと、去年と一緒でその人物の名前を呼んで走って近づいて行った。



「ヒロお兄ちゃんだっ!」



そう、私達の少し離れた所には、ヒロくんと、5ヶ月くらいの女の子の赤ちゃんを抱っこしている舞子だった…。






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