陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。



「そんなもぞもぞ動くなよ!
ただでさえ我慢してんのに変な気分になるだろ?」


「えっ!起きてたんですか?」


「ちょっと前にな。」


「あの…そろそろ腕を離して貰っていいですか?」


「無理!お前の体温がちょうど居心地がいいから。」


「じゃあ朝ご飯、食べなくていいんですね?」


「ちっ」そう舌打ちをして私の身体を自由にしてくれた。
ベッドから起き上がると寒くて、エアコンを入れてコタツも入れた。


私はカーディガンを羽織、顔を洗って歯磨きを済ませて朝食の用意をした。


部長も部屋が温もると起き上がり、使い捨て歯ブラシを渡して洗面所へと向かった。


朝食の準備が出来て一緒に食べた後、部長は「ありがとな!また来るよ」と私の頭を撫でて帰って行った。
それもスウェットのまま。


昨日に着ていた服は洗濯宜しくなんて言われたけど厚かましいとも思いながらも部長が帰った後に洗濯をした。


まさか一緒に一夜を過ごすなんてね。


何もなかったけど、昨日は色々あったし、部長は泊まるし、一緒に寝てたし。


だけど部長のおかげで少しだけ心が楽になった。
後は私が前に進めるようになれたらいいんだけどね。
だけど恋愛は暫くはしたくないのは変わらないけどね。


明日から仕事だし今日はゆっくりして早めに寝る事にした。





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