陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。




「ち、違いますから!ゲームは別に欲しいのを買っただけですし、それに私はまだ恋愛とか考えてないですし…。」


「ふぅーん…素直じゃないな?
いつか俺に惚れたって言わせてやるから覚悟しとけよ?」


本当はキスされるんじゃないかってドキドキしてた。
惚れたとかそんなんじゃないけど、部長と一緒にしたくてゲームソフトを買ったのは当たってたけど…。


「一緒にゲームしようぜ!」そう言ってゲームの電源をいれてソフトを入れた。


「仕方ないですね!」


素直になれない私はそう言いながらも一緒にゲームをした。


本当はずっとゲームをしたかったけど昨日はしなくて部長が来たら一緒にしようと思ってた。


それは部長には内緒だけどね。


二人で暫くゲームに夢中になり、間で昨日に部長に貰ったケーキを二人で食べた。


気がつけば夕方になっていて、ゲームを止めると部長がご飯を食べに行こうと言ったので食事に出かけた。


着いた先は少し高そうなレストランだった。


「ちょっとここ…高いんじゃないんですか?
それにこんな格好で入ってもいいんでしょうか?」


「気にするな!ここは俺の幼なじみの店だし個室を用意してもらってるから行くぞ!」


そう言って部長は私の手を引いて中へと入って言った。


「予約してる一ノ瀬だけど。」


「はい、お待ちしていました。
こちらへどうぞ!」


そう言って案内された場所は個室で、私は個室で食事をするのは初めてだから緊張した。


「何、緊張してんのか?」


「だって来たことないですもんこんな高いお店。」


「俺も今日は初めて来た。
幼なじみの店だから特別な時に来ようと思ってたしな。」


「特別?」


「昨日はお祝いしてあげられなかったから今日はお前の誕生日祝だ!」


昨日もサプライズでプレゼントを貰い、今日はサプライズで高そうなレストランで誕生日のお祝いをしてくれるだなんて…。


何だか嬉しくて涙が出た。


「お、おい!泣くなよ…」


「サプライズとかこんな高いお店とか初めてで嬉しくて遂…。
ありがとうございます。」


「俺が祝ってあげたかったんだし気にするな!今日はいっぱい喰って太れ!」


だから一言、よけいなんだってば。


私達は料理が運ばれてきて食べたが、本当に凄く美味しかった。


部長は途中で幼なじみのオーナーと話していて、オーナーさんには彼女と間違えられたが部長はいずれ彼女になる女だと私の事を言っていた。


確かに部長と居て楽しいけどまだ好きとかわかんない。


だけど本当に昨日に今日は嬉しかった。


お店を出るとマンションまで送ってくれて、部長にお礼を言ってマンションで別れた。


家に入るとお風呂に入り、明日の仕事に備えて眠りに就いた。


その日、私は幸せな気持ちのまま朝まで眠った。




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