陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
いつの間にか寝てしまっていた私は鳴り響くインターフォンの音で目が覚めた。
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
う、煩い!
私は体を起こして玄関に向かう。
こんなに鳴らすのは部長しかいない。
玄関の扉を開けるとそこにはやはり部長が立っていた。
「何だよ寝起きか?」
そう言って部長は勝手に家に入った。
だからここは私の家…。
私も顔を洗い、歯磨きを済ませて着替えをした。
「なぁ翼!これ何であんの?」
部長が言った"これ"とは昨日に亜沙美に交換してもらったゲーム機だ。
「ああ、それは亜沙美が私の景品と交換してくれたんですよ!」
「そっか、良かったな!
てかソフトも買ったんだ?」
「はい!嬉しくて遂…
あ、後…お花にケーキにネックレスまでありがとうございました!
とても嬉しかったです!
まさか私の誕生日を知ってるとは思ってなかったから本当にビックリしちゃいました。」
私は部長にお礼を言った。
だって本当に嬉しかったから。
すると部長は私に近づいてきた。
「ネックレス似合ってるな…!
そのネックレスは外さずにずっと付けとけよ?
それにゲームソフトって俺と一緒にするために買ったんだろ?
俺と一緒にしたくて選んでくれたって事は、俺の事も考えてくれてたって事だよな?
俺に…惚れた?」
今にも部長は私にキスをできそうなくらいに近づいてきて…。