陥落寸前!?俺様部長に愛されすぎています。
公園で遊ぶと隼人は喜んでいた。
隼人が居たから寂しさが和らいだのかもしれない。
日曜日になって隼人を実家に送ると隼人は「今度、聡に僕、おりこうさんにしてたから遊びに来てねって伝えててね?」と言った。
「…そうだね。伝えとくね。」
「絶対だからね?じゃあまたね翼ちゃん!」
「またね!」
そう言って私は実家を後にした。
✱✱✱
「やっと自分の気持に気がついたんだ?」
今はお昼休憩で亜沙美と一緒にご飯を食べてる。
私は亜沙美に部長が好きだって気づいたと報告した。
「やっと気づいたって?」
「だって翼は部長の話をする時、いつも楽しそうにしてたし気づかないだけで好きなんだろうなって思ってたし!
部長と一緒に居るのが当たり前で好きな気持ちも気づけなかったんだよ。
でも…幸太と話をちゃんとしなきゃね?
幸太もずっと翼が好きで諦められなくて、勇気だして翼に気持ちを伝えたんだから、翼も勇気だして幸太に自分の気持ちを伝えなきゃね。」
「うん…。」
「ほらっ、噂をすれば幸太が居るよ!
今日の帰りにでもゆっくり話したら?
あっ、幸太!ちょっといい?」
そう言って幸太を亜沙美は呼んだ。
「何だよ!」
「翼が幸太に話したい事があるんだって!」
「……何?」
「今日の帰りに話したい事があるから時間を作れるかな?」
「……分ったよ。じゃあこの前に行った居酒屋に行くか?」
「うん…」
「じゃあまた後でな。」
そう言って幸太は先輩の所に戻って行った。
「頑張って、翼!」
「ありがと。」
幸太とは入社して仲良くしてたから、断るのは胸が痛い。
でも自分の気持ちがハッキリとした今は胸が痛くてもちゃんと伝えなきゃならない。
休憩が終わると私は気合を入れて仕事に集中した。