キラキラ王子とオタクガール




しばらくうずくまって、

うとうとしていたら




ダンダンダンッタンタンッタン




一人のものと考えられる足音が

普段物音を立てない廊下に響いた。




先生かな?



って思ったから、そのまま

ほっといてうずくまっていると




その足音が私を見つけたように

どんどんこっちに来ている音が聞こえて



そして






タンッ




私の目の前で止まった。




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