ファントム・パーティー~魔界の狼王子と愉快な恋~
30分くらい歩いたけど、
一向に人里が見えない。


「ねーまだ~?アタシこわい~!!!」


「もうちょっとだよ。頑張ろう?」


痛みで意識がぼんやりしそうになる。

でも、彼女を一人にする訳にはいかない。


私が彼女の手を取ったその時、




「………おい。女ども。

そこで何をしている。」




「!?」「!?」





妙な格好の背の高い男の人が馬に乗って私達を見下ろしていた。
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