冴えない彼はメガネを外すとキス魔になります!
ぎくしゃくする二人

ーーー 進藤side ーーー


非常階段での出来事。
僕はすぐに職場に戻って、夏希さんの様子を伺う。
大木さんの彼女の望美さんはすでに自分の職場に戻って、
大木さんも夏希さんもCADルームに入ってしまった。

夏希さんにすぐにメールをしてみる。


「話がしたいです。」


返事が来ない。
バッグにスマホを入れたままなのかもしれない。
一度もCADルームから出て来ていないし、気が付いてないのかも。


3時近くになると、いつも夏希さんは一休みしに席に戻ってくる。
それを待とう。


しかし今日は今日子さんだけがCADルームから出て来た。
今日子さんが自販機にコーヒーを買いに行く後を追って行った。


自販機に小銭を入れて、飲み物を選ぶ今日子さんは、自販機に向いたまま「なに?」と聞く。



「夏希さんと話がしたいんですけど。」

僕がいつも以上に焦ってるのがわかるのだろう。
いつものように面白がってちらっと僕を見るけど、いつものような目じゃない。
少し・・・いや、だいぶ怒ってる。


「今はダメじゃない?
少し時間をおいた方がいいと思う。
でもさ、アンタ次第だね。」

と言って僕の横を通りすぎて行った。





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