幼なじみが私の彼氏になりました


空がいない日々から1週間が経った。






空がいた1週間はあっという間だった…。






空がいない1週間なんか、考えてもなかった…。







空…私を避けてるみたい…。






だから、家にも行かなかった。






本当は直ぐに飛んでいけるような距離なのに、心の距離を感じてしまうんだ…。






その日の放課後もまた、緑は生徒会。






空とはいつ会えるんだろう。






もしかしたらもう、戻ってこないんじゃないかな…。






なんて思ってしまった。






裏庭で携帯を開く。






あれから一度も空から連絡が来ることはなかったし、






私もなにも送れなかった。






「いでっ、」







えっ!?







い、今…下から声が…。






えっ!?






「そ、空っ!」







「し、しーっ」






「え?」






どうやら空は下の小さな窓から抜け出したみたいだった。






体操服を着ていた。







本当に停学だったんだね…。







空は体操服をはらいながら立ち上がった。






「もうっ、今まで何してたのよっ、心配したじゃない!」







私は小声で怒鳴る。







きっと監督の先生が近くにいるのだろう。






「悪かったって。そんな怒んなくても」







「なんでLINE返さないの!?」







私は空に向かって次々に言う。







やっと会えた…。






涙が出るほど嬉しい。






空に、やっと会えたんだ。

< 40 / 183 >

この作品をシェア

pagetop