【今】を生きる貴方へ
 幸いお風呂など応急処置で・

 温めたタオルを口と鼻に当てると楽になった。

 救急車呼ばずに済んだけど

 (こんな家出て行ってやる!)そう思った。

 父の行動はエスカレートした。

 父の部屋は2階、私たちは1階。

 何か用があるとナースコールのようにメールやTelが鳴り響く。

 『○○持って来い!』など、父親の奴隷になっていた。

 それが夜中を問わず毎晩。

 これはヤバいと思ったのが、

 『オレの部屋に来い!早く!』とメールが入ってて

 10分くらい無視してたら父が降りてきた。

 「なんで来ないの?スグ行かないと大変なことになるよ?

 知らないよ!?」と不敵な笑みを浮かべて言った。

 仕方なく行くと信じられない光景が。
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