サヨナラの向こう側
そして、いよいよ修学旅行。


今日から5日間も、皆川先生と一緒。


この旅行中に、先生と近づきたいな。



千広と私が待ち合わせ場所に向かうと、同じクラスの男子にからかわれた。


でも、なぜか千広は否定しなかった。


恵未と合流して、クラスごとに列に並ぶ。



私はつい、皆川先生の姿を探してしまう。


あっ、先生いた。


ラフな服装の先生も、かっこいい。


じっと見てたら、先生と目があった。


思わず、笑顔になってしまう。


先生は、口パクで『おはよう』って言ってくれた。



それだけで、心が満たされる。


私も、口パクで『おはようございます』って言ったら、先生はうなずいてくれた。


< 67 / 270 >

この作品をシェア

pagetop