守られお姫様
『うん…。久しぶり。』




大「あれ?なんかテンション低い?」




大輝くんがテンション高すぎるんだよ。




私は至って正常だからね!




大「あぁー。なるほどねー。翔(しょう)まだいたんだねー。」




翔「別に。出たらコイツに会っただけ。」




『こ、コイツって…。変わらないね。』




翔「そう言うお前こそ、全然変わってない。」




『そうかな?変わったと思うよ。女子1人こんな男子の中にいるんだから。あの頃よりも…強くなったよ。』




そう言うと、悲しい顔をする生徒会長、もとい松谷翔(まつやしょう)。




鬼ごっこの時に会った生徒会長は翔のこと。




翔は大輝くんの息子。




私の幼なじみなんだ。




そして、私の元カレ。




中学生の時、翔が好きだって告白してくれた。




私もその時好きだったからOKしたんだ。




それがあんな事になるなんて思いもしなかったんだけどね。




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