守られお姫様
翔「絵音。今度話がある。いい?」




『うん。いいよ。』




翔「じゃあ、また、今度。」




そう言って翔は去っていった。




大「どうだった?久しぶりの翔は。」




『うん。懐かしい感じがした。でもね、前のようには戻れない。戻りたくないんだ。』




大「そっかー。てか、翔呼んだの俺だよ。もしかしたら絵音が来るかもーって思ってね。」




『わざとしてたの?相変わらず意地悪だね。』




大「そうでもしないと翔と話さなかったでしょ?というか、避けてたでしょ?だから、2人が話すそうにしたんだよ。」




正直嫌だったけど翔と話せて良かったと思ってるよ。




昔と全然変わってなかった。




変わってることは身長が高くなり、かっこよくなってたとこ。




話し方とか雰囲気は変わってなかった。




昔から一緒にいると安心するところも。




『まぁ、でも、ありがとう。』




大「うん。じゃあ、早く帰るんだよー。」




『分かってるよ。』




< 139 / 234 >

この作品をシェア

pagetop