守られお姫様
亜「さっきまで聞いてたけど…。言っとくけどいくら幼なじみでも騎士の俺の方が近いからね!」




そう言って亜希くんは私に抱きついた。




優「はいはーい。亜希ー?「俺」じゃなくて「俺ら」ねー?琉星も…だよねー?」




琉「ああ。一応は…な。本当の所は微妙な感じだけどな。」




翔「岡くんー?自分の気持ちに素直になろうか。微妙な感じどころじゃないくせに。」




え、待って。




どうしよう。




途中なら話が全然分からない。




『ねえ、何の話してるの?』




亜「だっ、大丈夫だよ!」




え?話が噛み合ってない気がするんだけど。




すると、




琉「でもま、絵音の過去を聞けてよかった。生徒会長さんと仲直りも出来てよかったな。」




『琉星くん…。』




翔「俺、ずっと絵音に誤解されるのは辛かったから良かった。ごめんな。気づかなくて。」




『ううん…。私も勝手に誤解してごめんね。』




翔「気にするな。」




ポンッ




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