俺のこと、惚れさせるから



私は一人で気合を入れるため、両頬をパンッと小さく叩いた。


学校に着いて、下駄箱で上履きに履き替えて、教室に向う。


すると、急に肩を引っ張られた。



「翼!?」



勢いよく振り向くと、そこには翼なんかではなく全く知らない男の子。



「あ、ごめんなさい」



私、何言ってんだろ。


勝手に一人で行ったくせに、翼かと期待しちゃうなんて………。

< 18 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop