俺のこと、惚れさせるから
…………なら、『夏姫』じゃなきゃいいよね?
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…………うん、我ながら完璧!
トイレの鏡を見ながら私は頷く。
さぁ、戦闘開始だっ。
ドアを開け、体育館に向かう。
「…………ふぅ。よしっ!」
覚悟を決めて、勢いよく体育館のドアを開けた。
「伊藤くー…………!?」
騒がしかった体育館に沈黙が流れる。
そして一瞬の間をおき、再び絶叫が。
でもそれは、翼たちに向ける黄色絶対ではなくて…………。
それもそのはず。