レンズ越しの彼
やっぱり
真由と話すと元気出るな。


そんな風に思いながら
お手洗いから出ると、


シャワーを浴びたのか、
上半身に何も身につけていない
嵐にばったり出くわした。



「…っ!」



「梨帆さん!」



嵐はうれしそうに
昔と変わらない
笑顔で名前を呼んでくれた。
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