Syndrome not to need
………お昼か…。桐山くんと約束してるんだよなぁ…。お昼ご飯どこで食べるんだろう。教室かな。

「桐山さん!じゃあ、行こっか。」

いつのまにか立っていた桐山くんに驚きながらも、私は素っ気なく返事を返しておばさんが作ったくれたお弁当を持って桐山くんについていった。

「えーっとね、まずは校長室。昨日あったこと、余計だったかもしれないけど学校に話しといたから!
詳しいことは校長室で話して、そのあと一緒にお弁当食べような!」

「あ、はい。」

私は桐山くんの眩しい笑顔が直視できなくて、したを向いて返事した。
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