恋するオオカミ
▪▪物理の授業▪▪

工「この法則が成り立つ事によって……。」

工藤先生の授業は分かりやすい。無駄がなく、簡潔に、しかし濃い内容の授業だ。だが……。

工「次の問題……では如月さん、答えてください。」

蛍「すぴー…すー……。」Zzz

橘「……おいっ!如月!起きろっ!!」ボソッ

暁「……。」

工「如月さん。……寝ていますか?」

暁「……おい。……如月、起きろ。」ユサユサ

蛍「……んぁ?……なに……。ゲッ!!」

工「如月さん。……後ほど、物理研究室に来なさい。……お話があります。」ゴゴゴ…

蛍「は……は〜い。」ビクビク…

暁「っ……。」ゾワッ…

工藤先生は起こるとき、ものすごい殺気を出す。怒られていないのに、こちらまで緊張してしまうくらいに。先生は怒ると少し口元が笑うクセがあるが、目は全く笑っていない。

工「次……僕の話を聞いていなかったら、課題……出しますからね?」ニィ…

蛍「は〜い……すんません……。」

橘「ひぇ〜……。工藤先生おっかねぇ……。流石工藤ドロイド……。」ボソボソッ

暁「……?」

工藤ドロイド?
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