あなたと過ごした3年間
その日の放課後……



……、陸翔……






 







私は、あなたを諦めます。




なんて、言えたらいいのに……




私、最悪な人間。






陸翔を嫉妬させようとしたのに………















陸翔の余命宣告聞いて、……












私、なんて最悪なことを考えたんだろうって……。







「夏美?どうかしたか?」




「旬真……ううん。何でもない。」




「そうか?なんか、元気なくね?」





その時に私の唇に……









旬真の唇が触れた。



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