意地悪なオジサマに、拾われちゃいました。
「本当ですよね。
かっこいい上に紳士だし。

私だったら絶対
惚れちゃいますよ」



「あははは」



千尋はスタッフの言葉に
曖昧に笑う。



(京介さんの猫かぶり完璧だなあ。

あ、そろそろ演奏、
終盤だ。

コーヒー用意しておかなきゃ)



演奏が終わると京介は
必ずコーヒーを飲みたがる。


千尋は楽屋に
家から持ってきた
コーヒーを取りに戻る。
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