マホがまだ魔法少女だった頃の話
幼稚園の頃は友達が沢山居た。
みんなで魔法少女ごっこなんてものをよくやっていた。
小学校に上がってからは、誰もそんなことしなくなった。
マホはそれがたまらなく寂しかった。
だからなのかもしれない。
マホはその時、親友だったマキに、自分が魔法少女だということを打ち明けてしまった。

絶対に、絶対に秘密だったのに。

その日からマホは『普通の人間』と話すのは止めてしまった。
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