嘘ツキの世界
パンにバターをぬり

トースターに入れて焼いていると

寝癖のついたお母さんが来た。

「なな、おはよう。」

私はお母さんからの挨拶に珍しいな

と思いながら

「おはよう」

と言った。

パンは焦げ目がついていてちょうどいい

くらいになっていた。
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