極道に愛されて。
でも、波留がこの中にいないはずがなかった
波留は外出する時と夜は、必ず自分の部屋のカーテンを閉めていると話していた
逆に、家にいる昼間はカーテンは開いている
外から見える波留の部屋のカーテンは開いている
再びインターホンを鳴らしても物音一つしない
そう思ったのもつかの間、家の中から何かが割れたようなガシャーンという音が聞こえた
とっさにドアノブに手を掛けると、鍵が開いていることに気がつき、迷わず家の中に飛び込んだ
リビングに行くと、食器がそこらじゅうに割れて散らばっていた
「波留ー!どこにいるー?!」