極道に愛されて。
ピクリともしない女を見て、生きているのかさえ疑ってしまったが、異様なほど高い体温がその疑いを晴らす
珀は俺が自ら女を抱えたとき、驚きの表情を隠せずにいたが、実際、俺自身も驚いている
女に関わることを極端に嫌っている俺が、突然現れた見ず知らずの女に関わろうとしている
「若、着きました。」
「医者を呼べ。」
「承知。」
再び女を抱え、俺の部屋に運んだ
この屋敷は、全て和風な造りになっている
もちろん俺の部屋も畳に襖だ
そして、ずぶ濡れの服から部屋着に着替えさせた