極道に愛されて。
「捺希、ちょっとこっち来い。」
そう言われ、琉斗さんが座っているところまで行くと、突然腕を引かれて、琉斗さんの膝の上に座ってしまった
ていうか、座らされてしまった
「口、開けて。」
素直に口を開けると、口の中にお粥が入ってきた
「大丈夫。ゆっくりでいいから。」
そう言いながら、背中をさすってくれた。
すると、お粥がスーッと喉を通った
「食べれた…?」
「食べれたじゃん。自分のペースでいいんだ。無理に食べようとしなくていい。」