極道に愛されて。
私の存在に気がついた敵が向かってくる
次々と相手の攻撃をかわし、急所をつく
私を仕留めようと、私の周りを囲んだ
集中力を最大限に高め、一斉に襲いかかってくる敵に、回し蹴りで一気に方をつけた
ナイフが少し足を掠めたけど、こんなのどうってことない
こちらを唖然とした表情で見ている、琉斗さんや組員の人たち
てか…
「怪我の手当終わってない人、私やるからこっち来てください。」
琉斗さんがもちろん一番最初
怪我をしなかった組員は、倒れている相手の処理にあたっている
「捺希、お前…。」
「その話はまた後でね。今は手当が先。」
後で、ちゃんと話すから
まだ言ってないことちゃんと話す
琉斗さんに隠し事はしたくないの