ずっと好きだったよ。
駅のベッドを借りてその子を寝かせた。
額に手を当てるとすごい熱だった。
そんなに辛いのなら席を譲らなければよかったのに...
この子はどんなに人がいいのだろうか。
俺はいつのまにかこの子のことが気になっていた。
もしかしたらこのときから好きになっていたのかもしれない。
でも俺はクラスも名前も知らないこの子のことをこの子は俺のことを知っているのだろうか。
数日がたって廊下ですれ違うたびにその子を目で追うようになっていた。
名前は友達がちゃんと知っていた。
というか前から言っていたのに俺が聞き過ごしていただけだった。
他の男子と話してるのを見ると胸がチクリと痛む。
どこかで見たドラマに似ていた。
これが恋なんだ。
いつの間にか俺は恋をしていることに気がついたんだ。