数分経過……え?

………数分経過?

このまま寮に戻りたい

……そして休みますと…
言って休みたい

俺完璧遅刻

怒られるあいつとあいつに

如月「離せ」

葉月「嫌」

………ムカつく

如月「甘いお菓子あげるから
離れろ」

葉月「っ…………いっ…嫌」

ッチ

如月「すぐ抱きついていいから
今は離れろ」

葉月「えっ!?本当に?…分かったぁ」

まずはあいつに連絡するか

如月「もしもし?」

「………………………………」

無言の圧力

如月「悪い変なやつに絡まれて
行けなくなった
だから今度にしていい?」

「………………プゥ」

……ハァ……めんどくさっ…

如月「今度一緒にデートして
ケーキとかアイスとか
欲しいもの何でも買う

……行きたいとこあるなら
二人で一緒に行こ? 」

「つまり?」

……………

如月「……一日中ずっと側にいる」

「なら許す 今度の予定
後で決めようね!
バイバーイ」

終わった あーやだ ほんとやだ
行きたくなーい

葉月「……彼女?」

彼女?

如月「違う」

葉月「……好きな人?」

好きな人?アイツが?

如月「違うただの遊び相手」

あんなやつ好きとか絶対嫌だ
俺の数多くのセフレの一人

葉月「………ねぇ僕と遊ぼうよ!」

如月「何して?」

葉月「……楽しいことして……」

そう言って俺の首に手をまわした

………ふ~ん

如月「へぇ~」

葉月「……っ……」

冷めた目で一瞬 彼
東野 葉月を見て
押し倒す

如月「そんな勇気ないのに
そんな事言ったらダメだよ~?」

葉月「えっ……性格変わって……」

如月「ねぇ?
別に遊んでもいいけどさぁ~
このまま続けてもいいけどさ
好きな人に抱かれた方が
いいと思うなぁ~
何しろ痛いからね?初めてって」

久しぶりにこの喋り方した
最近会ってなかったからかな

如月「………さてと
俺はもう行くから…じゃ」

さっきまでの俺に戻り
寮に帰ろうとした……

次の瞬間また抱きしめられた

辰巳「じゃあ俺と遊ぶ?」

あ~あ

如月「ふ~ん俺と付き合うの?
セフレになるの?
それとも一夜だけ?」

少し甘い声をだして
言った俺に対して

辰巳「んーどれ選んだらいい?」

相手神無月 辰巳は
色気をだして言った

如月「……クス……
付き合ったらそうだねぇ~
俺とデートしたい!
って思うならこっちを
選んだ方がいいね~

逆にセフレだと体の関係だけ

一夜だけにするなら
一夜だけしか俺を抱けないし
俺も抱かない…」

……もし俺がドタキャンしたら
何でも言う事聞くってやつ

教えなくていいよね?

この前ドタキャンしちゃって
大変な事になったし…

女装したんだ……ひどいよね

まさか女装するなんて
思わなかった………

写真だってあの男送ってきたし
そんなの貰っても嬉しくないのに


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