【完】俺の言うこと聞けよ。〜イジワルな彼と秘密の同居〜

***

夜のディナーを美味しくいただいて、みんなで談笑したあとは、一人部屋で荷物の確認をしていた。


ガランとした部屋。


すっきり片付いて、より寂しさが増す。



ここに来たばかりの頃は、まだ慣れなくてビクビクしてた。


琉衣くんが怖くて怖くて、隣の物音ひとつにドキドキしてたっけ…。



それがいつの間にか、気になる存在になって。


いつの間にか、私の心の中は…

琉衣くんでいっぱいになってた。


彼の優しさにたくさん触れて、

言葉ひとつひとつに胸がときめいて…。


思い返せばしんどいことや、大変なこともたくさんあったけれど、

楽しいことはもっとたくさんあった。


その全てが今では、いい思い出。



だけど、もう、

終わっちゃうんだなぁ…。


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