懲りもせず、恋する私

突然過ぎる件

私は、トイレに寄り、
汚れた部分を
ハンカチで拭き、
少し目立たなくなった事を確認して

会社に向かった。

更衣室に入り、
制服に着替えていたら

「おはよ!つぐみ!」
「おはよ…。はぁーー」

「テンション低く!なに?なんかあったの?」
同期の友人、
河原 恭子。
「きいてよ!全くさ‼︎」
今朝の事を矢継ぎ早に話した。

「最悪ね。そのスカートって先週
買ったやつでしょ?ちゃんとお代
請求しなよ!」

「もちろん!ってか。新品請求しようかなぁ!」

「だね!いいかも、ふふふ!」
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