オンナノコはカワイイでできてる

「私は陸空のこと好きなんだろうか?」

「誰のことが好きって?」

…!!

「あぶない!」

突然の声に脚立から落ちそうになったのを支えてくれたのは岡野くん。

「和奏さん危ないっすよ。」

「ってか、急に声かけてくる岡野くんが悪いんでしょ?」

「いやいや、僕、何度も声かけてましたけど?」

「うそでしょ?」

どうやら頭の中、陸空のことでいっぱいだったらしい。

「ごめんごめん。どうかした?」

「あっ、渡辺さんがイベントの企画のことで呼んでましたよ?」

「イベント?」


私は手に持ってた図鑑を岡野くんに渡して事務所へと向かった。
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