本当のわたし
「三木さんは、母さんのことちゃんと愛してるよ。三木さんが言ってた。「梨花にはきっと辛い思いをさせてる。僕があの人をどうしたって忘れる事ができないから。でも、梨花の事だってあの人と同じくらい大切なんだ。どちらが1番だなんてことないよ。」って。」
「そんな事聞いたこともなかった…」
そう言って母さんは泣き出した。
海で話したあの日、母さんが彼方を避けている言ったとき俺が顔しかめたのをみて三木さんが言った言葉。どうしたって俺を捨てた母さんが許せなくて、三木さんの気持ちを母さんに話すつもりなんてなかったけど、父さんに捨てられても俺を捨てずに育ててくれた恩は返さなきゃいけないと思った。
「それにお義母さん達だって梨花の事ちゃんと大切に思っていると思うよ。」
「陸斗…?」
「急に話に入ってごめんね。梨花と結婚する前に言われたんだ。お義母さんとお義姉さんはずっとどうしたら梨花の心の傷が癒えるのか悩んでた。梨花にとって家族はずっとお義父さんとその浮気相手だけだと思うから。それに私達が踏み込んではいけない。私達にできることは梨花の傷を癒して精一杯愛すること。それがあなたにできるのかって。僕はそれを証明してからきちんと結婚します。って言ってたんだけど、梨花が強行突破で結婚しようとしたからそれを止める為にお義母さん達は縁を切るなんて言ったんだと思う。」
「そんな事知らなかった…。お母さん達がそんな風に思ってたんなんて考えもしなかった。それにあの時はただ太一さんの側にいたくてそれしか頭になくて…。」
「そんな事聞いたこともなかった…」
そう言って母さんは泣き出した。
海で話したあの日、母さんが彼方を避けている言ったとき俺が顔しかめたのをみて三木さんが言った言葉。どうしたって俺を捨てた母さんが許せなくて、三木さんの気持ちを母さんに話すつもりなんてなかったけど、父さんに捨てられても俺を捨てずに育ててくれた恩は返さなきゃいけないと思った。
「それにお義母さん達だって梨花の事ちゃんと大切に思っていると思うよ。」
「陸斗…?」
「急に話に入ってごめんね。梨花と結婚する前に言われたんだ。お義母さんとお義姉さんはずっとどうしたら梨花の心の傷が癒えるのか悩んでた。梨花にとって家族はずっとお義父さんとその浮気相手だけだと思うから。それに私達が踏み込んではいけない。私達にできることは梨花の傷を癒して精一杯愛すること。それがあなたにできるのかって。僕はそれを証明してからきちんと結婚します。って言ってたんだけど、梨花が強行突破で結婚しようとしたからそれを止める為にお義母さん達は縁を切るなんて言ったんだと思う。」
「そんな事知らなかった…。お母さん達がそんな風に思ってたんなんて考えもしなかった。それにあの時はただ太一さんの側にいたくてそれしか頭になくて…。」