お隣さんと内緒の恋話
葵は柚奈と話したあとすぐに教室に戻り かばんを手にして早退した。
そんな葵は ダサ男… 誰も気にしない。
その頃の私は ママとの買い物を終えて自宅に帰ってきていた。
ママが 冷蔵庫に買ってきた食材を入れてくれる。
「 椿、少し入らないわ。一人用の冷蔵庫だからしかたないわねぇ… 」
「 じゃあ その辺に置いといて、夜食べるよ 」
「 そお? じゃママがちょっと作るから、そしたら材料ちょっと減るでしょ、ね 」
そう言って 料理を始めるママ、私は足を休めようと横になる。
「 椿、少し寝なさいよ。明日も休んで大丈夫よ、連絡しとくから、無理すると足首ないままよ?」
「 そんなわけないでしょ~ 」
「 ママは これ作ったら帰るから、ほんと無理はダメよ?それか 今日明日 家に帰ってくる?」
な、なんですと!?
そんな冗談通じないから!
絶対やだっ
帰ったら パパが治るまで帰してくれないじゃん!
そんなの勘弁~!
「 ママ、大丈夫だよ、心配しないで。ママこそ 帰ってゆっくりしてよ、ね?」
ね? ねっ!
「 わかった、じゃあそうするわね 」
ママは料理を作り、薬箱と言って薬品も必要と思える常備薬も用意してくれた。
玄関先で ママを見送った私はベッドに横なる。
は~ 湿布が気持ちいいなぁ
病院様さまだよ、うん。
それから30分ほどして、私はキッチンへ行き冷蔵庫からジュースを取り出した。
そこに携帯が鳴り、画面には葵とある。
葵だ!
「 もしもし、葵 」
『 椿、玄関開けて 』
え、玄関? え… まさか!?