お隣さんと内緒の恋話
柚奈は悶々としながら授業を過ごして、休み時間になると葵のそばにいこうとしたが 葵は雅に呼ばれ、壮真が来る。
雅に呼ばれた葵は職員室にいた。
「 上山 葵、ちょっと指導室に行こうか 」
「 なんて指導室なんだよ…」
ムスッとする葵に対して雅は教師スマイル。
二人が指導室に入ると、雅は真顔で葵に話をしだす。
「 葵、何て言うか… 椿ちゃんのことなんだけどな 」
「 椿? 椿なら病院終わったってメールあったけど…」
「 ああ、そうか。でな、椿ちゃん 風邪とかじゃなくて足首を たぶん捻挫してる 」
「 は… なんで? 雅、やっぱお前かなんかやったんだろ!」
怒る葵に落ち着けと言い、補習授業での出来事を話す。
落ち着けと言ったものの 葵は怒り 雅の胸ぐらを掴む。
「 雅、てめぇはっ… 椿は何にも関係ないだろうがっ!! 」
「 悪かった、葵!ちょっと落ち着け、な?」
「 やだねっ 俺は早退する 」
「 葵、何も早退しなくてもな… ちょ、葵!」
止めようにも勝手に行ってしまう葵を それ以上 引き留められず ため息ついた。
葵が教室に戻る時、柚奈が壮真と一緒に駆け寄ってきた。
「 いたいたーっ!上山 葵~ ちょっと来てよねっ 」
「 え、おい…」
柚奈は葵の腕を引っ張り階段下に連れて行った。
「 玉木、なんだよ… 俺 今から早退す…」
「 聞いて!上山 葵。椿が A組の二人にやられたらしいの、たぶんね… 笑里に聞いたけど 玲音が口走った勘違いが噂に尾ひれついて広まったんだと思うの、上山先生ファンの二人になんかされたとしか思えないんだよね… 」
「 ああ、たぶんそうだろな、聞いた。だから椿に確かめるために早退するから 」
「 上山、椿と付き合ってたんだな 」
「 壮真 黙ってて!上山 葵、椿を慰めてあげて。きっと あんたのがいいから、お願いね!」
葵と柚奈、ついでに壮真が椿を心配し、柚奈は葵を見送る。
「 椿、あんたの彼氏が今行くからね!」
「 でさ、あいつら いつから付き合ってんだ?」
「 黙ってよ 」