お隣さんと内緒の恋話
夜は静かに更けていく… そして翌朝。
よく眠れたのか 目覚めはスッキリ。
カーテンを上げれば白い絨毯が一面にある。
「 う、わぁ~ 雪 すご~」
んんっ、あれ、喉 痛いかな…
部屋は暖かい、暖房をつけっぱなしにしていたせいだと思い 洗面所でうがいをする。
風なんか引いてたまるか!
今日はなんか気分いいから 朝ごはんしっかり作ろっかなぁ
「 あ!食パン、昨日までっ… いやでも、焼いて食べちゃうもんね!」
なんだろ、今日はいいことあるかな~
自己満足に朝食をしっかり食べて 学校へ行く準備をする。
途中 自販機でコーンポタージュを買って手を温める。
ふ~ あったまる。
「 あー!ねぇ、ちょっと!」
いきなり見知らぬ声に呼び止められた私は肩を掴まれ振り向かされ、あげくコーンポタージュがこぼれた。
「 ちょっ、何するのっ!!」
触んないでよっ、こぼれたし~ しかも誰っ
「 やっぱそうじゃん!椿ちゃん、だろ?」
えっ、どなたよ?
「 なんだよ、昨日の今日で忘れたわけ?俺と会ったじゃん、加寿兄と一緒にいただろ 」
「 加寿兄?」
加寿って、加寿也さんの事… あっ!
この人 確か えっと~ 雅くんの教え子だ。
「 上山先生の教え子の~… なんだったかな?」
あはは、忘れたし…
「 圭都だよ、市橋 圭都!忘れるか?昨日の今日で…」
「 すみません…」
「 それより、偶然だな!俺いつもここ通るんだ、この時間にな 」
あ、そうなの…
私はたまたま早く出たから ほんと偶然…
「 じゃあ、私はこっちだから、また 」
「 おい、待った~ 番号教えてよ、赤外線すれば早いだろ?はい、やって 」
な、なんて 強引なっ…
それに ニコニコしてるし…
変な奴。