アサガオを君へ
お、お願いだから、それ以上喋らないで!!


お願い!!長身くん!!


もう一回この馬鹿野郎の口を思いっきりおさえて!!


私はそんな思いを込めて長身くんを見つめると、すでに耳を塞いで後ろに下がっていた。


長身くんの隣にはちゃっかり夏樹もいた。


ずっずるい!!


私もそっちに行きたい!!


そう思ったときには遅かった。


ノンちゃんの静かな声が聞こえてきた。


「なりましょうよ、班。楽しみじゃない。明日の班会がすっっっごく待ち遠しいわ」
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