アサガオを君へ
やっぱりこの2人はそっくりだなぁ。


私がそんなことを考えていると後ろからもガタッと音がした。


ノンちゃんが鞄を持って立ち上がっていた。


そして私の分の鞄も持って言った。


「帰るよ、ココ」


「え!?何で!?ノンちゃんまで!?」


「当たり前。今から浴衣買いに行くよ!!昨日お小遣いもらう日だったでしょう?」


うっ…。


確かに昨日お小遣いはもらったけど…。


私はムーッと顔を歪ませたけど、そんなのお構い無しに私の腕を引っ張って引きずられた。


教室を出るときパッと夏樹と目があった。


夏樹は心なしか少し微笑んでいた。
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